2010年2月21日日曜日

What's Coaching?

 こっちに来てようやく1週間が過ぎました。戻ってきていろんなことがあったような気がしつつも時間がゆっくり流れているような気がしてなりません。そして、早くもパソコンに不具合が生じました・・・。今、日本に送り返すか、こっちで必死に修理を頼むか考慮中です。。

 さて、今日は写真なしで少しこっちに戻ってきてからのことを書こうと思います。
私が日本にいる間も、チームのメンバーには練習メニューを作って練習をさせていたのですが、思いのほかみんなの動きがよくなってきたかな、と。あとは外に出て野球ができるようになったときにこの動きを野球にいかせられるかといったところでしょうか。

 私の所属しているチームにはソフトボールチームもあり、オーストリアでは1,2を争うチームなんです(とはいえ、レベルは野球よりも格段に低いのですが・・・)。戻ってきてからある選手からバッティングを教えてほしいという要望があり、週に1回バッティング講座を開くことになりました。
 今週から指導しているのは2人の選手なんですが、一人はソフト歴10数年、もう一人は若干2年という2人。両選手の悩みはというと、今までコーチらしきコーチに指導をされてなかったため、スイングが果たしてどんなものかわからない、ということ。
 1人は10数年のソフト歴で染み付いたスイングがあり、かたやもう一方は、何となく人を見てスイングをまねたというもの。2人のスイングを見て思ったことは、「どこまで彼女たちのスイングを『崩す』か?」シーズンがスタートするまでにあと2,3ヶ月あるから、思いっきり『崩し』てみようかと思う反面、0からスタートさせて飽きやすいオーストリア人に根気よくやってもらえるだろうかという不安も少々。とりあえず、今週はスイングを見て気になった点を修正してみたけど、家に帰ってその日にとったビデオでスイングをチェックしてみると、思った以上に欠点が見つかって、そんなに欠点があるならいっそのこと『崩し』てみるかと思ってみたり・・。
 指導は難しい・・。新しいことを始めると結果をすぐに求めたがるっていうのは人間の性かと思いますが、この場合指導者としてはどこまで我慢して結果までのルートを時間をかけてやれるかというのが大事なのかな。「新しいこと」=「スイング改善」としたら、「結果」=「バッティング」ってことになるのでしょう。やはり形がきまるまではマシンバッティングとかを避けて、飽きやすいオーストリア人にも根気強くフォームを固めてもらうしかないのかな。
 来週は、多少ストレスをためてもらうかな・・・。この経過はまた随時掲載していこうと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿