2010年6月29日火曜日

European Cup Qualifier 2010 in Karlovac 後編

ユーロカップから帰ってきてからかなり忙しい日々が続いています・・・。

さて、後編。

木曜日の相手は、ブルガリアのチーム。前半戦は投手戦。両チームの先発投手がランナーを出すものの要所を締め、得点を許さず。0-0のまま試合は終盤へ。7回裏についにうちのチームにチャンスが。0アウトで2,3塁のチャンスを作る。次のバッターが三振に倒れ、その次のバッターも2-0と追い込まれる。そこから粘り2-2としたあとの8球目にブルガリア痛恨のワイルドピッチ。待望の1点が転がり込んできました。8回裏に意気消沈したブルガリアを攻め立て4点をとって試合を決定づけると、最終回は自らが1回をパーフェクトに抑えて試合終了。プレーオフ進出を負けなしで決めました。


金曜日は同じく全勝の相手、クロアチアのチームと対戦。この日からプレーオフの始まりです。5回にクロアチアが先制し、うちの打線は相手先発のチェンジアップに手こずり、なかなか得点を奪えない。7回にヒットと重盗でついに逆転に成功。8回にも2点を追加し、このまま行くかと思われたけど、満塁からまさかの3点をいれられ、同点。ホームアドバンテージが思いっきりのしかかってくるも、9回にランナー2,3塁とし4番のタイムリーで再び勝ち越しに成功。

裏の相手の攻撃を2人で仕留めて、リーグ戦全勝、そして優勝へのマジックを1としました。

決戦の土曜日、主力を2人欠いての試合。この日の試合も相手に先制を許す苦しい展開。3回に2点をとられるも、5回に1点、7回に1点をいれて同点とする。そして、8回裏、下位打線がチャンスを作り1死2,3塁のチャンスをつくる。当然1点も許されない場面で、相手は前進守備。こっちは打順がトップにかえったため、無理せずボールが抜けるのを確認してから進塁するという状態。バッターがセカンドゴロを打ち、3塁ランナーはストップ。しかし、2塁ランナーが飛び出し、ランダウンに。2塁ランナーが2塁に到達しようとしたときに3塁ランナーがまさかの暴走。本塁でタッチアウトになり得点できず・・。9回は両チームとも無得点で延長戦へ。
延長からタイブレイクを採用。無死1,2塁からのスタート。9回からマウンドに上がった私、初級のスライダーをキャッチャーが捕球できず2,3塁に。三振を奪うも振り逃げの形になり、キャッチャーが送球する間に3塁ランナーがホームイン。次の打者にヒットを打たれ2点を献上。その後ヒットを打たれ、ダブルプレー崩れの間に1点をとられ、最後はダメ押しの2ランホームラン。5点を返す余力はチームに残っておらず、7-2で敗戦。

プレーオフ3戦目は、またしても緊迫した投手戦。両チーム初回に1点を取り、そのまま両チームのピッチャーの好投により、1-1のまま終盤に。7回裏、2アウト2塁の状況で主審が不可解なボークを宣告。その2球後、9番バッターにポテンヒットをライトに打たれ1-2とされる。当の打線は初回以降チャンスを1度しか作れず、最終回も2死からランナーをだすも、最後のバッターがレフトフライに倒れ試合終了。まさかの2連敗で優勝を逃す結果となりました。

もちろん2位という結果に誰も満足することもなく、試合後は全員茫然自失。かなり残念な結果となりました。

今回のカップ戦のMVPがうちのチームから選ばれ、なんと私、打率.750で大会の首位打者に輝いてしまいました。




とはいえ、チームとして優勝できなかったことが何よりも悔しくて、あまりいい気分でトロフィーを受け取れませんでした。

今シーズンまた優勝して来年リベンジを果たさないと、と思います。大会を通じて、うちの若手がいい緊張感のなかで試合をこなして、経験を積めたのは何よりの収穫だったかなと。

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