2010年6月25日金曜日

European Cup Qualifier 2010 in Karlovac 前編

先週の土曜日にクロアチアから帰ってきて、ブログを更新しようと思いつつも極度の疲れと多忙により、今日の今日まで更新することができませんでした・・。

ようやく今日まずは前編を書こうと思います。

日曜日の夕方にクロアチアの都市カロヴァツに到着。クロアチアはまだEUのシェンゲン国に加盟してないため、ボーダーで全車止められてパスポートをチェックされます。私の乗っていた車にはアメリカ人、南アフリカ人、そして私日本人が乗っていたため、多少時間を要しましたが、無事に国境を通過。その日の夕方に監督会議が行われ、各チームのロースターをコミッショナーに通達。いよいよユーロカップが始まりました。

私たちの初戦の相手はハンガリーのチーム。野球の歴史、実力からみても、私たちの上なのであまり心配はしていなかったのですが、ほとんどの選手が初めてのユーロカップということでそれがどう左右されるかなと思っていましたが、2回に3点を先取すると、その次の回も3点、そしてさらに4点を追加して完全に主導権を握って、そのまま14-1で7回コールド勝ち。いい形で初戦をとることができました。


2戦目の相手はフィンランドのチーム。フィンランドで野球なんかしているのかなどと、考えを巡らせながらも、前日に優勝候補の相手といい試合をしていたので、気を引き締めて戦いに挑みました。
この試合も先に点を取って主導権を握ると、相手のお粗末なプレーもあり着実に点をとって、4回に打者16人をつぎ込んで10点をとって試合を決めました。16-1で勝って2連勝。この時点で3強3弱の構図ができあがってしまいました。


水曜日の朝大雨が降り、試合過剰と時間が変更されることに。カロヴァツから30分離れたザグレブという都市での試合。ここザグレブには昨年、日本代表が野球W杯で訪れていました。その同じグランドで試合することになったものの、なんと相手のスロベニアのチームがルールに規定されている人数を揃えていなかったため、不戦勝で3勝目をゲット。試合をしに来ている身からすれば、なんとも味の悪い結果ですが、この後のことを考えると、ピッチャーを温存できたのでよかったのかな、と。

同じ時間に行われていたクロアチアとブルガリアの全勝対決はクロアチアに軍配。この結果もし私たちが木曜日のブルガリア戦に勝利すれば決勝に進出することが決定。


週末の結果はまた後編にて・・・。

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